2025年1月30日、BEAMSバイヤーとプロデューサーの経営講座をもって、駒ヶ根市とBEAMSの連携事業「新商品開発プロジェクト」が終了しました。
プロジェクト期間中にご紹介しきれなかったエピソードをいくつかご紹介します。
プロジェクトの概要
・2024年初旬 駒ヶ根市とBEAMSの連携事業「新商品開発プロジェクト」スタート
・2024年5月 駒ヶ根市内の多数の応募企業の中からヨウホク/Libelle選抜
・2024年5月 商品開発スタート、9月までに3商品を開発
・2024年12月 BEAMSのECサイトで1か月間販売、自社ECサイトでも販売を開始
・2025年1月 クロージング

▢新商品開発プロジェクトへのチャレンジ
まずはスタートの話。
アウトドア事業を大きくしたい、私たちLibelleをもっと知ってほしい、新商品が欲しいと思っていたところに、この話をいただきました。
「絶対に参加したい!」
商品アイデアシートを何度も書き直し、選考にエントリー。
選考結果を聞いて社長はガッツポーズッ!
「面白いことが始まるっ」胸が躍りました。
▢新商品の開発って大変ながらも楽しい道のり
BEAMSさんとの商品開発会議は、計3回。
1回目は、商品の大まかなイメージを共有。2回目までに、それを具体的な形に落とし込む作業に入ります。デザインチームは、何十枚ものスケッチを描き、加工チームは設備の精度限界に挑みました。1ヶ月半というタイトなスケジュールの中、3点の新商品をゼロから創り出すのは至難でしたが、BEAMS監修への期待が大きなモチベーションとなりました。

2回目は、1stサンプルのブラッシュアップ。 BtoCの顧客を意識したアドバイスを数多くいただきました。 特に印象的だったアドバイスをいくつかご紹介します。 (前後の文脈が分からないと理解しづらい部分もあるかと思いますが、商品の価値を高めるための貴重なご意見でした。)
- 似たようなものを2つ作ってしまうと、お客様を迷わせてしまうだけですよ。
- カラーバリエーションで「遊ぶ」のもいいですね。
- 言語化できないけど、カッコいい。
3回目は、完成品の確認。 なんとか、なんとか、期日までに間に合わせることができました。2回目までに80%は完成していたものの、最後の20%を仕上げるのがやはり大変。職人さんたちに感謝です。
▢販促用写真撮影の舞台裏
商品の魅力を最大限に引き出すため、プロのカメラマンによる写真撮影が行われました。
場所は駒ヶ根キャンプセンター。中央アルプスの絶景を望み、大田切川の清流に癒される、そんな素敵な場所です。
撮影当日は天候に恵まれ、駒ヶ根市の美しい自然を背景に、数々の素敵な写真が撮影できました。
撮影は単なる作業ではなく、キャンプ飯を囲みながら夕焼けの瞬間を待ち、日が暮れてからはテントの中で語り合うなど、キャンプそのものを楽しむような時間となりました。

▢ECサイトでの販売開始
まずはBEAMS ECサイトにて1ヶ月間販売しました。自分たちが作った商品がBEAMSで販売されたことは、大変な喜びです。
その後は、Amazonで販売を継続しており、販売の手応えは上々です。(笑)

▢クロージング
2025年1月31日。経営講座の翌日、BEAMSさんに来社いただき、ECサイトとふるさと納税での販売情報を共有してプロジェクトが終了。
BEAMSさん、駒ヶ根市役所さんとは、10ヶ月間、真剣にディスカッションをしてきただけに解散は寂しいものでした。
BEAMSさんの耳までLibelleの活躍が届くことを宣言して、解散。
商品開発のノウハウや、ブランドイメージの重要性、そして何よりも、地域を盛り上げたいという熱い想いを共有できたことが、私たちにとって大きな財産となるはずです。
この経験を活かし、今後も駒ヶ根市や地域を盛り上げる商品開発や事業展開を行っていきたいと考えています。
最後に、今回のプロジェクトに関わってくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました!